Trauma-focused cognitive-behavioral therapy for long-term posttraumatic stress disorder, major depressive disorder and anxiety disorders in victims of terrorism: A randomized clinical trial.
この研究について割り当ては60名でしたが、最後まで受けたのは25名です。主な結果は最後まで受けた方のもので、全員を含めた分析では結果が弱くなると著者らが書いています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Gesteira C.・Garcia-Vera M.P.・Sanz J.・Shultz J.M.
- 掲載誌
- Psychotherapy research : journal of the Society for Psychotherapy Research
- 巻号ページ
- 36巻2号308-323頁
- 発行年月日
- 2025年3月5日
- PMID
- 40043188
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
テロ攻撃の被害を受けたスペインの成人120名。平均18年前の攻撃への曝露に関連する現在のPTSD・大うつ病性障害・不安症の基準を満たす人。
E|介入
TF-CBT。週1回16セッション(60名。完了25名)。
C|比較
比較対照:待機リスト対照60名。並行群間の無作為化臨床試験。PCL-S・BDI-II・BAIで評価。6か月の追跡。
O|結果
TF-CBTを完了した参加者(25名)は、診断率と外傷後ストレス・抑うつ・不安の症状に有意な治療前後の減少を経験した。治療前後の効果量は大きく(PCL-S g=1.25、BDI-II g=1.03、BAI g=1.16)、群間の効果量は中〜大であった(同 0.94、0.72、0.95)。TF-CBTの完了者の大半(78.3〜91.7%)が治療後に症候群未満の症状水準に達した。恩恵は6か月後の追跡(22名)でも持続した。修正intention-to-treat解析(35名対50名)はPTSDについて所見の有意性を確認したが、大うつ病性障害と不安症については有意ではあるものの頑健さは劣った。
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