Clinical and cost-effectiveness of eye movement desensitization and reprocessing for treatment and prevention of post-traumatic stress disorder in adults: A systematic review and meta-analysis.
この研究についてEMDRとTF-CBTの間に有意差は認められていません。標本の小さい研究が大半で、根拠の確からしさには限りがあります。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス全文が読めます
- 著者
- Simpson E.・Carroll C.・Sutton A.・Forsyth J.・Rayner A.・Ren S.・Franklin M.・Wood E.
- 掲載誌
- British journal of psychology (London, England : 1953)
- 巻号ページ
- 116巻4号1128-1149頁
- 発行年月日
- 2025年7月5日
- PMID
- 40616777
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
成人のPTSD。16件の無作為化比較試験(計1,031名)と、NICE 2018ガイドラインの13件。
E|介入
EMDR。TF-CBT・待機リスト・通常治療との比較。
C|比較
対象とした研究:NICE 2018ガイドライン以降に公表された成人PTSDの無作為化比較試験と費用対効果研究。2023年9月に6データベースを検索。
O|結果
本システマティックレビューによれば、2,038件から17件が適格だった。モデルにもとづく1件はEMDRがTF-CBTを含む他の10の介入と比べてもっとも費用対効果が高いと報告していた。臨床アウトカムを示した16件のうち、1件を除くすべてがバイアスリスク高ないし中で、標本も小さかった。メタアナリシスの結果、EMDRは待機リスト・通常治療より統計的に有意に優れていた。EMDRとTF-CBTの治療効果に有意差は認められず、いずれもPTSD症状を有意に改善していた。EMDRのほうが治療期間は短く、患者の時間的負担は小さかった。
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