Integration of a smartphone app with posttraumatic stress disorder treatment for frontline workers: a pilot study.
この研究について10名と非常に小規模で、比べる相手の群はありません。調べているのは治療ではなく、組み合わせるアプリが使えるかどうかです。
効果を検証した研究対象:PTSD介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
- 著者
- Deady M.・Collins D.A.J.・Azevedo S.・Stech E.・Harrison A.・Broomfield C.・Yadav S.・Gayed A.・Harvey S.B.・Bryant R.
- 掲載誌
- Australian journal of psychology
- 巻号ページ
- 76巻1号 論文番号2399112
- 発行年月日
- 2024年9月9日
- PMID
- 40666651
- 技法
- TF-CBT
- 研究デザイン
- 介入研究(非対照・パイロット)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある成人の最前線の職員10名(消防士・警察官・矯正職員)。
E|介入
スマートフォンのアプリ(Support Base)を組み合わせたトラウマフォーカスト認知行動療法。アプリはセッション内容の定着と自主的な技能練習を促す。
C|比較
比較対照:なし。単群の前後比較のパイロット研究。アプリの利用データと参加者の反応で実施可能性を、mHealthアプリ使用性質問票で使いやすさを、モバイルアプリ評価尺度で受け入れやすさを評価。
O|結果
使いやすさの評定は平均以上で、アプリの総合評価は平均3.4/5であった。治療に技術を用いることに全般に肯定的な態度が見られたものの、参加者はウェルビーイングのアプリへの自信と経験に乏しく、半数近くが標準の治療用ワークブックを好んだ。臨床家はクライエントのアプリ使用の妨げを幅広く挙げ、臨床家とクライエントの協働の難しさも含まれた。全体としてPTSDと抑うつの臨床指標に治療前後の有意な改善が見られたが、この変化をアプリの使用に結びつけることはできない。著者らは、対照群のない研究デザインのため、標準の臨床治療を超えるアプリの上乗せ効果は評価できなかったと明記している。
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