Targeting emotion in the perinatal period: a systematic review of emotion-focused and emotion regulation-based interventions.
この研究について感情焦点化療法だけを調べたものではなく、周産期の感情に焦点を当てた介入全般の総説です。
効果を検証した研究システマティックレビュー
- 著者
- Kaya Yıldırım İ.・Dirik G.
- 掲載誌
- Psychology & health
- 巻号ページ
- 1-34頁
- 発行年月日
- 2025年10月10日
- PMID
- 41069200
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- システマティックレビュー
この研究のまとめ
P|対象
周産期(妊娠中と産後1年)の女性。組み入れられた11研究(無作為化比較試験と準実験研究)。
E|介入
感情焦点化療法を含む、感情調整と感情の過程を標的とする心理学的介入(弁証法的行動療法、統一プロトコル、自己への慈しみにもとづく筆記など)。
C|比較
比較対照:なし。PRISMA 2020に従い2,950件を選別、89件の全文を評価して11研究を組み入れ。感情調整・気分・不安・抑うつについて妥当性の確認された指標を報告した研究に限定。
O|結果
本システマティックレビューが組み入れた11研究では、感情に焦点を当てた介入と感情調整にもとづく介入の多くが、感情調整の有意な改善と、抑うつ・不安症状の低減を報告していた。たとえばAgakoら(2023)は感情調整に大きな効果(d=1.5)を報告している。研究全体では効果はおおむね中等度から大きい範囲にあった。著者らは、これらの介入が周産期の女性の感情機能とウェルビーイングを高める可能性を示す一方、既存研究の限界から慎重な解釈が必要だと述べている。
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