Emotion-focused therapy for distress-based psychopathology in adults: A systematic review and meta-analysis.
この研究について感情焦点化療法は何もしない対照より有意に優りましたが、他の心理療法と比べた場合は有意差は認められていません。
効果を検証した研究対象:PTSDメタアナリシス
- 著者
- Whittington D.D.・Jafari M.・Borgogna N.C.
- 掲載誌
- Psychotherapy research : journal of the Society for Psychotherapy Research
- 巻号ページ
- 1-15頁
- 発行年月日
- 2026年4月19日
- PMID
- 42002402
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- メタアナリシス
この研究のまとめ
P|対象
抑うつ・全般不安・PTSD・境界性パーソナリティ症状など、苦痛に基づく精神病理をもつ成人。2025年4月までに公表された臨床試験13件(感情焦点化療法を受けた348名、対照201名)。
E|介入
感情焦点化療法(EFT)。
C|比較
比較対照:非活性の対照および他の心理療法との比較。
O|結果
本メタアナリシスが統合した13件では、感情焦点化療法は非活性の対照を有意に上回った(g=1.39、95%CI [1.06, 1.72])が、他の心理療法との有意差は認められなかった(g=0.28、95%CI [−0.19, 0.76])。ほとんどの研究は抑うつを対象としており、PTSD症状を扱ったのは2件だった。著者らは、出版バイアスの証拠があること、女性および白人・イラン人集団に偏っていること、標本の小ささ・無作為化の不十分さ・脱落の未処理といった方法論上の問題から既存研究の質が概して低いことを制約として挙げ、感情焦点化療法は検討した問題に対してある程度有効と見られると述べている。
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