Relational Memory Reconsolidation: A New Lens on Change Mechanisms in EFT for Couples.
この研究についてPTSDではなくカップル関係が対象です。変化の仕組みについての仮説を提案した論考で、抄録に検証したデータは示されていません。
効果を検証した研究論説・コメンタリー全文が読めます
- 著者
- Ella A.・Bar-Kalifa E.
- 掲載誌
- Family process
- 巻号ページ
- 65巻2号148-162頁
- 発行年月日
- 2026年6月
- PMID
- 42265532
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 論説・コメンタリー
この研究のまとめ
P|対象
カップル向け感情焦点化療法を受けるカップル。
E|介入
感情焦点化療法(EFT)。変化の機序を「関係記憶の再固定化」として説明する新しい枠組みを提案。
C|比較
比較対照:なし。Laneら(2015)の統合記憶モデルにもとづく理論的な枠組みの提案。
O|結果
本稿は、EFTが、傷つきやすさの表出とそれへの応答という情動的に強い瞬間を通じて、パートナーの関係記憶の構造を作り変えるという枠組みを提案している。こうした出来事は、過去の関係体験の記憶(エピソード記憶)と、自己や関係についての信念(意味記憶)へのアクセスと変換を可能にするとする。情動の賦活と再固定化の過程により、硬直して負担の大きい不適応な相互作用のパターンが、より適応的で情動的に応答的なやりとりへと変わっていくと論じている。情動的に重要なやりとりが繰り返されることで、適応的・不適応的な自己状態の同時賦活が新皮質の記憶痕跡を更新し、関係にかかわる上位の意味構造が変わるとしている。
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