Low sexual desire in women: the effects of marital therapy.
この研究について感情焦点化療法を開発したSusan M. Johnson氏が共著の研究です。PTSDではなく、女性の性的欲求の低下が対象です。2つの群の差はごくわずかだったと著者らが書いています。1995年の論文です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- MacPhee D.C.・Johnson S.M.・Van der Veer M.M.
- 掲載誌
- Journal of sex & marital therapy
- 巻号ページ
- 21巻3号159-82頁
- 発行年月日
- 1995年
- PMID
- 7500368
- 技法
- 感情焦点化療法
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
女性に性的欲求の抑制(ISD)のある夫婦49組。加えて性的欲求の抑制のない15組を比較標本として募集。
E|介入
カップルのための感情焦点化療法(EFT)。
C|比較
比較対照:待機リスト対照群。性的欲求・抑うつ症状・夫婦の適応を治療前後と追跡で測定。
O|結果
治療後に認められた治療群と対照群の差はごくわずかであった。夫婦療法を受けた女性は、性的欲求の1つの指標と抑うつ症状の水準で有意な改善を示した。全体として、夫婦療法群は治療前後で臨床的に意味のある改善を得たように見え、それは追跡時にもおおむね維持された。当初の夫婦の苦痛が低いほど治療による改善が大きく、治療前の夫婦の適応が良いほど治療後の全般的な性的適応も良好であった。性的欲求の抑制のある夫婦とない夫婦の主な違いは、前者のほうが性的な苦痛が有意に大きいことであった。
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