Schema therapy for borderline personality disorder.
この研究についてスキーマ療法を開発したJeffrey E. Young氏が共著の論考です。効果を測った研究ではなく、治療の考え方と進め方を示したものです。研究の選び方や重みづけには著者の立場が関わりうる点をふまえてお読みください。
論説・コメンタリー
- 著者
- Kellogg S.H.・Young J.E.
- 掲載誌
- Journal of clinical psychology
- 巻号ページ
- 62巻4号445-58頁
- 発行年月日
- 2006年4月
- PMID
- 16470629
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- 論説・コメンタリー
この研究のまとめ
P|対象
境界性パーソナリティ症のある患者。
E|介入
スキーマ療法。限定的な再養育、体験的なイメージと対話、認知的再構成と教育、行動パターンの打破という4つの変化の機序を、3つの段階(絆と情動調整/スキーマモードの変化/自律性の発達)で用いる。
C|比較
比較対照:なし。スキーマ療法による境界性パーソナリティ症への取り組み方を提示。
O|結果
著者は、境界性パーソナリティ症の患者を自己の5つのモードに支配された状態として概念化し、この内的な構造を再編成することを治療の目標として提示している。そのための4つの中核的な変化の機序と、それを用いる3つの治療段階が記述されている。
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