How to deal with cost differences at baseline.

この研究についてPTSDではなく境界性パーソナリティ症が対象です。主題は治療の効果ではなく、費用の分析方法についての論文です。
効果を検証した研究経済評価・費用対効果分析
著者
van Asselt A.D.I.・van Mastrigt G.A.P.G.・Dirksen C.D.・Arntz A.・Severens J.L.・Kessels A.G.H.
掲載誌
PharmacoEconomics
巻号ページ
27巻6号519-28頁
発行年月日
2009年
PMID
19640014
技法
スキーマ療法
研究デザイン
経済評価・費用対効果分析

この研究のまとめ

P|対象

境界性パーソナリティ症の患者。オランダの臨床試験。

E|介入

スキーマ焦点化療法(SFT)。

C|比較

比較対照:転移焦点化心理療法(TFP)。費用面接で費用を測定し、境界性パーソナリティ症重症度指標(BPDSI-IV)で回復した患者の割合を測定。治療前の費用の不均衡を調整する3つの方法(平均差調整・デルタ調整・回帰にもとづく調整)を比較。

O|結果

治療前の平均費用はスキーマ焦点化療法3,339ユーロ、転移焦点化心理療法4,238ユーロで、平均899ユーロの差があった。調整前の追跡期間の総費用はそれぞれ30,822ユーロと36,812ユーロであった。回復した患者の割合はスキーマ焦点化療法45%、転移焦点化心理療法24%であった。費用対効果受容曲線は、平均差調整とデルタ調整が回帰にもとづく方法とは異なる結果を与えることを示した。著者らは、治療群間に治療前の差がある場合は調整すべきであり、それは回帰にもとづく方法で行うのが最も望ましいと述べている。

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