Evidence-based psychotherapy: addiction and personality disorders as comorbidities.
この研究について対象はPTSDではなく、依存症とパーソナリティ症を併せもつ場合です。取り上げられているのは標準のスキーマ療法ではなく、併存例向けに作られた版です。2009年時点の整理です。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
- 著者
- Kienast T.・Roediger E.・Kensche M.・Foerster J.・Daig I.・Heinz A.
- 掲載誌
- Der Nervenarzt
- 巻号ページ
- 80巻9号1050-9頁
- 発行年月日
- 2009年9月
- PMID
- 19690826
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
依存症とパーソナリティ症を併存する患者。
E|介入
デュアルフォーカス・スキーマ療法(弁証法的行動療法とともに、有効性の根拠が存在する2つの方法の一方)。
C|比較
比較対照:なし。依存症とパーソナリティ症の併存に対する心理療法の知見を整理し、2つの方法の中核的な治療戦略を紹介した総説。
O|結果
本総説によれば、依存症とパーソナリティ症を個別に治療した場合、さまざまな心理療法が経過に良い影響を与えることは多数の研究が示している。両疾患の併存は多いが、時期を分けた治療はしばしば先に治療した疾患の症状の再燃につながる。断酒・断薬の動機の失敗、強い渇望、機能不全的な行動パターンの活性化が再使用を招き、その後の治療経過を危うくする。現時点で有効性の根拠が存在するのは弁証法的行動療法とデュアルフォーカス・スキーマ療法のみである。
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