Implementation of outpatient schema therapy for borderline personality disorder with versus without crisis support by the therapist outside office hours: A randomized trial.

この研究について無作為に分けられたのは時間外の電話対応の有無で、治療そのものに対照群はありません。標準の形ではなく頻度と期間を減らした実装版です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Nadort M.・Arntz A.・Smit J.H.・Giesen-Bloo J.・Eikelenboom M.・Spinhoven P.・van Asselt T.・Wensing M.・van Dyck R.
掲載誌
Behaviour research and therapy
巻号ページ
47巻11号961-73頁
発行年月日
2009年7月14日
PMID
19698939
技法
スキーマ療法
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

DSM-IVの境界性パーソナリティ症のある患者62名。オランダの通常の精神保健の8施設。

E|介入

スキーマ焦点化療法(ST)。頻度と期間を減らし、DVD教材と専門家による訓練・スーパービジョンで支援した実装版。

C|比較

比較対照:時間外の治療者の電話対応(TTA)の有無での無作為割付(各施設の治療者の50%に割付)。治療前・中・後に、半構造化面接と自記式尺度でBPD、生活の質、全般的な精神病理を測定。

O|結果

治療企図の解析では、1年半のスキーマ焦点化療法の後に42%の患者がBPDから回復した。時間外の電話対応の上乗せによる効果は、BPDSI得点でも他のどの指標でも認められなかった。著者らは、BPDに対するスキーマ焦点化療法が通常の精神保健の場でも実装可能であり、治療成績と脱落は先行する臨床試験と同程度だったと述べている。

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