Psychopathology and psychotherapy of borderline personality disorder: state of the art.

この研究について2011年時点の整理で、スキーマ療法は根拠が示された3つの治療の一つとされています。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
著者
Bohus M.・Kröger C.
掲載誌
Der Nervenarzt
巻号ページ
82巻1号16-24頁
発行年月日
2011年1月
PMID
21221524
技法
スキーマ療法
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

境界性パーソナリティ症の患者。ドイツ。

E|介入

スキーマ療法(弁証法的行動療法・メンタライゼーションにもとづく治療とともに、経験的な根拠が示された3つの治療の一つ)。

C|比較

対象とした研究:境界性パーソナリティ症の精神病理と心理療法についての当時の到達点の整理。

O|結果

本総説は、典型的な境界性の病理の特徴の多くが、情動調節の障害・同一性の障害・社会的相互作用の問題という3つの次元に分類できると整理している。過去10年で複数の治療プログラムが作られ、そのうち弁証法的行動療法・メンタライゼーションにもとづく治療・スキーマ療法の3つが経験的に証明された根拠を示してきたとしている。特別に設計されたプログラムは非構造化の標準ケアより明らかに優れていたが、ドイツの医療制度への実装は十分とは言いがたく、境界性パーソナリティ症の患者1,000名に1名しか根拠にもとづく外来心理療法を受けられていないとしている。

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