A systematic review of interventions for co-occurring substance use disorder and borderline personality disorder.

この研究についてPTSDではなく、物質使用の問題と境界性パーソナリティ症を併せもつ方が対象です。標準のスキーマ療法ではなく二重焦点スキーマ療法という版です。研究は6件だけで、どの治療が良いかを決めるには足りないと著者らが書いています。
効果を検証した研究システマティックレビュー
著者
Pennay A.・Cameron J.・Reichert T.・Strickland H.・Lee N.K.・Hall K.・Lubman D.I.
掲載誌
Journal of substance abuse treatment
巻号ページ
41巻4号363-73頁
発行年月日
2011年7月13日
PMID
21742460
技法
スキーマ療法
研究デザイン
システマティックレビュー

この研究のまとめ

P|対象

物質使用障害と境界性パーソナリティ症を併存する人。6件の研究。

E|介入

二重焦点スキーマ療法(弁証法的行動療法、力動的脱構築心理療法とともに検討)。

C|比較

比較対照:互いの比較。MedlineとPsycINFOを検索し、無作為化比較試験を中心に選定。

O|結果

本レビューは6件の研究を組み入れ、3つの心理社会的療法(弁証法的行動療法、二重焦点スキーマ療法、力動的脱構築心理療法)の使用を検討している。全ての研究が経時的に何らかの治療上の改善を示したものの、現時点でどの治療を他より推奨するに足る証拠は不十分である。著者らは、物質使用障害と境界性パーソナリティ症の併存に有効な治療、とくに主流の薬物治療の場で適用できそうな治療を検討するさらなる研究が必要だと述べている。

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