Early maladaptive schemas and child and adult attachment: a 15-year longitudinal study.

この研究についてスキーマ療法という治療ではなく、その土台となる概念と愛着の関係を15年追って調べた研究です。治療は行われていません。
効果を検証した研究前向きコホート・縦断研究
著者
Simard V.・Moss E.・Pascuzzo K.
掲載誌
Psychology and psychotherapy
巻号ページ
84巻4号349-66頁
発行年月日
2011年3月15日
PMID
22903880
技法
スキーマ療法
研究デザイン
前向きコホート・縦断研究

この研究のまとめ

P|対象

モントリオールの保育所から募集された60名。6歳(第1時点)と21歳(第2時点)の15年追跡。

E|介入

(介入なし。早期不適応的スキーマと子ども期・成人期の愛着の関係を調べる)

C|比較

比較対照:子ども期の愛着の型(安定・回避・アンビバレント・無秩序)と成人期の愛着の型(安定・とらわれ・おそれ)による比較。

O|結果

子ども期に不安定アンビバレント型の愛着、または成人期にとらわれ型の愛着をもつ若年成人では、安定型の同年代より早期不適応的スキーマの兆候が多かった。この差は特定のスキーマ領域に限られず、さまざまなスキーマで報告された。著者らは、見捨てられることへの強い不安・否定的な自己観・個人的な苦痛の明示的な表れが、早期不適応的スキーマの発達と関連しやすい表象モデルの要素だと示唆している。

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