関節リウマチの経過に対する内的家族システム療法に基づく心理療法的介入——概念実証のための無作為化比較試験
A randomized controlled trial of an internal family systems-based psychotherapeutic intervention on outcomes in rheumatoid arthritis: a proof-of-concept study.
この研究についてトラウマではなく関節リウマチを対象にした概念実証の研究です。医師が判定する疾患の活動性そのものは改善していません。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Shadick N.A.・Sowell N.F.・Frits M.L.・Hoffman S.M.・Hartz S.A.・Booth F.D.・Sweezy M.・Rogers P.R.・Dubin R.L.・Atkinson J.C.・Friedman A.L.・Augusto F.・Iannaccone C.K.・Fossel A.H.・Quinn G.・Cui J.・Losina E.・Schwartz R.C.
- 掲載誌
- The Journal of rheumatology
- 巻号ページ
- 40巻11号1831-41頁
- 発行年月日
- 2013年8月15日
- PMID
- 23950186
- 技法
- IFS
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
関節リウマチの患者79名(内的家族システム療法の群39名・教育対照群40名。評価を完了したのは68名)。
E|介入
IFS(内的家族システム療法)にもとづく心理療法的介入。9か月間。
C|比較
比較対照:教育(対照)群との無作為割付。対照群には関節リウマチの症状と管理についての資料を郵送。自己評価の関節痛、身体機能、全般的な痛み、抑うつ、不安を3か月ごとに介入終了まで、およびその1年後に評価。疾患活動性は群の割付を知らされないリウマチ専門医が判定。
O|結果
治療後、全般的な痛み(平均治療効果 −14.9(SD 29.1)、p=0.04)と身体機能(同 14.6(25.3)、p=0.04)で内的家族システム療法の群に有利な改善が認められた。介入終了1年後には、自己評価の関節痛(−0.6(1.1)、p=0.04)、自己への慈しみ(1.8(2.8)、p=0.01)、抑うつ症状(−3.2(5.0)、p=0.01)で改善が持続していた。不安、自己効力感、疾患活動性には持続的な改善は認められなかった。プロトコルを完了したのは内的家族システム療法の群の82%だった。
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