集団形式のPTSD治療において孤立感の低下が果たす役割
The role of reduced sense of isolation in group-format PTSD treatment.
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Joss D.・Comeau A.・Rea H.S.・Rajan A.・Sweezy M.・Schuman-Olivier Z.
- 掲載誌
- Scientific reports
- 巻号ページ
- オンライン先行公開(巻号は未付与)
- 発行年月日
- 2026年7月18日
- PMID
- 42471454
- 技法
- IFS
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
PTSDの患者。ビデオ会議による16週間の集団形式治療(集団16回・個人8回のハイブリッド)を受けた、先行する無作為化比較試験の参加者。
E|介入
IFS(内的家族システム療法)にもとづく観想的接近法。内なる慈悲を育み、内的葛藤を理解することに焦点。
C|比較
比較対照:自然の映像を視聴しストレス軽減について話し合う群との比較の二次解析。両群に共通する治療要素として「孤立感の低減」が生じたかを、線形混合効果モデル、分散分解分析、パス解析で検討。元の試験ではPTSD症状の減少に両群で同等の効果が示されている。
O|結果
両介入とも終了時に孤立感が有意に減少し、これがPTSD症状の減少に大きく寄与していた。パス解析では、2つの集団形式の治療に共通して、孤立感の低減が自己批判と感情調整の改善と関連し、それらがPTSD症状の減少に寄与するという関係が示された。
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