Results of a multicenter randomized controlled trial of the clinical effectiveness of schema therapy for personality disorders.
この研究について面接による評価では差が出ましたが、ご本人が記入する尺度では治療の違いは出ていません。療法家の訓練方法によっても結果が変わっています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Bamelis L.L.・Evers S.M.・Spinhoven P.・Arntz A.
- 掲載誌
- The American journal of psychiatry
- 巻号ページ
- 171巻3号305-22頁
- 発行年月日
- 2014年3月
- PMID
- 24322378
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
C群、妄想性、演技性、または自己愛性のパーソナリティ症のある患者323名。オランダの12の精神保健機関で2006〜2011年に実施。
E|介入
スキーマ療法。50セッション(n=147)。療法家は主に講義で訓練を受けた第1期と、主に演習で訓練を受けた第2期の2つのコホート。
C|比較
比較対照:通常治療(n=135)および明確化志向心理療法(n=41)との無作為割付(多施設・単盲検の並行群間デザイン)。主要評価項目は治療開始から3年後のパーソナリティ症からの回復(盲検の面接者が評価)。副次評価項目は脱落率、パーソナリティ症の特性、抑うつ・不安症、全般的な訴え、機能、自己と理想の乖離、生活の質。
O|結果
スキーマ療法を受けた群では、通常治療および明確化志向心理療法と比べて、回復した患者の割合が有意に大きかった。演習中心で訓練を受けた第2期の療法家のほうが良い結果を示した。明確化志向心理療法と通常治療の間に違いはなかった。所見はパーソナリティ症の診断名によって変わらなかった。脱落はスキーマ療法と明確化志向心理療法で少なかった。追跡時点でスキーマ療法の患者は抑うつ症が少なく、全般的機能と社会的機能が高かった。面接にもとづく指標では治療間に有意な違いが示されたが、自記式の指標では違いは認められなかった。
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