No change in neuropsychological dysfunction or emotional processing during treatment of major depression with cognitive-behaviour therapy or schema therapy.
この研究について抑うつは改善しましたが、認知機能と情動処理は改善しませんでした。1年間のコースの16週時点での中間報告です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Porter R.J.・Bourke C.・Carter J.D.・Douglas K.M.・McIntosh V.V.W.・Jordan J.・Joyce P.R.・Frampton C.M.A.
- 掲載誌
- Psychological medicine
- 巻号ページ
- 46巻2号393-404頁
- 発行年月日
- 2015年10月8日
- PMID
- 26446709
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
大うつ病性障害が主診断の外来患者69名と健常対照58名。
E|介入
スキーマ療法(ST)。1年間のコース。
C|比較
比較対照:認知行動療法(CBT)。ベースライン評価後に無作為割付、16週時点で再評価。
O|結果
ベースラインでは、うつ病の参加者に健常対照と比べて有意な神経心理学的な障害が認められた。16週間の心理療法の後、抑うつ評価の平均得点は50%以上低下した。しかし、神経心理学的指標のいずれにも有意な改善の確かな証拠は認められず、情動処理も変化しなかった。著者らは、認知行動療法・スキーマ療法の最初の16週間を経ても神経心理学的な障害が残ることから、認知機能を標的とする要素を心理療法に加える必要が示唆されると述べている。
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