Does schema therapy change schemas and symptoms? A systematic review across mental health disorders.
この研究について12件のみのレビューです。境界性パーソナリティ症以外への使用は、根拠ではなく利用者の選好や理論的裏づけにもとづくべきだという慎重な結論を含みます。
効果を検証した研究対象:PTSDシステマティックレビュー全文が読めます
- 著者
- Taylor C.D.J.・Bee P.・Haddock G.
- 掲載誌
- Psychology and psychotherapy
- 巻号ページ
- 456-479頁
- 発行年月日
- 2016年12月30日
- PMID
- 28035734
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- システマティックレビュー
この研究のまとめ
P|対象
境界性パーソナリティ症・他のパーソナリティ症・摂食症・不安症・PTSDのある成人。組み入れた12件。
E|介入
スキーマ療法。早期不適応的スキーマ(EMS)の減少と症状の改善を検討。
C|比較
対象とした研究:12件。EMBASE・PsycINFO・MEDLINEを1990年〜2016年1月に検索し、835件から選定。臨床試験評価尺度で方法論的な質を評定。
O|結果
本システマティックレビューが組み入れた12件のうち11件でスキーマの変化と症状の変化が認められた。スキーマ療法はパーソナリティ症について早期不適応的スキーマの減少と症状の改善に初期の有意な結果を示しているが、正式な媒介分析の研究は不足しており、他の精神疾患についての厳密な根拠は現時点でまばらだと著者らは述べている。境界性パーソナリティ症についても相関分析を行った研究は3件にとどまる。境界性パーソナリティ症以外への使用は、利用者の選好と臨床的専門性、あるいは理論的な裏づけにもとづくべきだとしている。
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