The effects of Toxic Early Childhood Experiences on Depression according to Young Schema Model: A Scoping Review.

この研究について治療の効果ではなく、スキーマモデルが前提とする発達の道筋を検討したレビューです。
効果を検証した研究スコーピングレビュー
著者
Lim C.R.・Barlas J.
掲載誌
Journal of affective disorders
巻号ページ
1-13頁
発行年月日
2018年12月10日
PMID
30562652
技法
スキーマ療法
研究デザイン
スコーピングレビュー

この研究のまとめ

P|対象

抑うつのある人。組み入れた49件のうち、有害な幼少期体験(TECE)と抑うつを扱った14件。

E|介入

スキーマ療法。ヤングのスキーマモデル(YSM)における有害な幼少期体験の位置づけを検討。

C|比較

対象とした研究:49件の一次研究(うち本稿は14件を対象)。Joanna Briggs Instituteの手順に従い2,463件から選定。

O|結果

本スコーピングレビューが対象とした14件では、有害な幼少期体験の定義と測定に11種類の異なる尺度が用いられていた。身体的虐待・情緒的虐待・情緒的ネグレクト、低いケア・高い拒絶・高い過保護や統制、不適応的な養育様式が抑うつに及ぼす影響は十分に支持された。性的虐待と身体的ネグレクトの影響については現時点で結論に至らなかった。著者らは、定義と測定の不一致、横断研究が中心であること、標本の均質性を既存研究の限界として挙げている。

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