Schema therapy for Dissociative Identity Disorder (DID): further explanation about the rationale and study protocol.
この研究について解離性同一症の治療手順をめぐる論争のなかで、反対意見に応えた論文です。
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- 著者
- Huntjens R.J.C.・Rijkeboer M.M.・Arntz A.
- 掲載誌
- European journal of psychotraumatology
- 巻号ページ
- 10巻1号 論文番号1684629
- 発行年月日
- 2019年11月7日
- PMID
- 31741720
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- 論説・コメンタリー
この研究のまとめ
P|対象
解離性同一症(DID)の患者(論争の対象となっている治療の対象者)。
E|介入
スキーマ療法。安定化の段階を別に設けず、トラウマ記憶の治療に進む立場。
C|比較
比較対照:なし。段階的治療モデルを支持する書簡への応答として、自らの理論的根拠と研究計画を詳述した論説。
O|結果
著者らは、段階的治療の第一段階が安全の維持・症状の制御・感情の調整・耐性の形成などに焦点を当て、トラウマ記憶の能動的な治療を含まない点を指摘したうえで、安定化の段階を第二段階の前提として別に設けることは患者にとって有害でありうると述べている。理由として4点を挙げている——第一段階に何年もかかり患者が有効な記憶の治療にアクセスできないこと、多くの患者が第二段階に到達しないこと、トラウマ焦点化治療は解離症状も改善しうるため実際には患者を安定させうること、安定化の段階に留め置くこと自体が患者に否定的な含意を伝えることである。
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