Positive schemas in schema therapy with older adults: clinical implications and research suggestions.

この研究について効果を測った研究ではなく、概念の使い方を提案する総説です。著者ら自身が、成果への効果はこれから検討が必要だと述べています。
ナラティブレビュー・総説
著者
Videler A.C.・Royen RJJv・Legra M.J.H.・Ouwens M.A.
掲載誌
Behavioural and cognitive psychotherapy
巻号ページ
48巻4号481-491頁
発行年月日
2020年3月10日
PMID
32153260
技法
スキーマ療法
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

高齢者。とくにC群パーソナリティ症のある高齢患者。

E|介入

スキーマ療法。早期適応スキーマ(EAS)の概念の統合。

C|比較

比較対照:なし。文献レビューと事例による例示。

O|結果

本総説は、早期適応スキーマに治療で注意を向けることが、健全な大人モードを強め、否定的な人生の振り返りを変えるのに役立つ可能性があると述べている。肯定的なスキーマを扱うことは、患者の肯定的な側面を再び呼び覚まし、治療関係を強め、肯定的な作業の雰囲気をつくり、体験的なスキーマ療法の技法の導入を促すうえで重要な道筋になりうるとしている。あわせて、高齢者でのYPSQの妥当性検証と、早期適応スキーマの統合が治療成果に実際に良い効果をもつかの検討が必要だと述べている。

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