プライマリ・ケアの退役軍人に対する短縮版STAIR——無作為化比較試験
A Randomized Controlled Trial of Brief Skills Training in Affective and Interpersonal Regulation (STAIR) for Veterans in Primary Care.
この研究について標準のSTAIR/NTではなく5セッションに短縮した版で、26名と小規模な研究です。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Jain S.・Ortigo K.・Gimeno J.・Baldor D.A.・Weiss B.J.・Cloitre M.
- 掲載誌
- Journal of traumatic stress
- 巻号ページ
- 33巻4号401-409頁
- 発行年月日
- 2020年6月7日
- PMID
- 32506563
- 技法
- STAIR/NT
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
プライマリケアで治療を受け、PTSDまたは抑うつのスクリーニングが陽性だった退役軍人26名。
E|介入
5セッションに短縮したSTAIR(情動と対人関係の調整の技能訓練)。
C|比較
比較対照:通常治療(TAU)との無作為割付。PCL-5、BDI-II、DERS、WHODAS-2.0を治療前・治療後・3か月後に測定。
O|結果
5セッション版STAIRに割り付けられた参加者は、すべての指標で有意な改善を報告したのに対し、通常治療の群では変化がみられなかった。群×治療の交互作用はすべての転帰で有意で、効果量は中程度から大きかった(PCL-5 g=0.81、BDI-II g=1.15、DERS g=0.75、WHODAS-2.0 g=0.81)。著者らは、短時間で技能に焦点を当てた5セッション版STAIRが、プライマリケアの退役軍人の幅広い症状の軽減と社会的機能の改善に有効でありうると述べている。
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