Effectiveness of Predominantly Group Schema Therapy and Combined Individual and Group Schema Therapy for Borderline Personality Disorder: A Randomized Clinical Trial.
この研究について対象はトラウマではなく境界性パーソナリティ症です。集団中心の形式は通常治療と有意差が認められておらず、形式によって結果が分かれています。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
- 著者
- Arntz A.・Jacob G.A.・Lee C.W.・Wilde O.M.B.・Fassbinder E.・Harper R.P.・Lavender A.・Lockwood G.・Malogiannis I.A.・Ruths F.A.・Schweiger U.・Shaw I.A.
- 掲載誌
- JAMA psychiatry
- 巻号ページ
- 13巻11号287-299頁
- 発行年月日
- 2022年4月1日
- PMID
- 35234828
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
境界性パーソナリティ症の18〜65歳の外来患者495名(平均33.6歳・女性86.2%)。5か国15施設。
E|介入
スキーマ療法。集団中心の形式(PGST)と、個人と集団を組み合わせた形式(IGST)。2年間。
C|比較
比較対照:最適化された通常治療(TAU)。3群への無作為割付。主要評価項目はBPDSI合計得点の変化。
O|結果
集団中心と組み合わせ形式を合わせたスキーマ療法は、通常治療より境界性パーソナリティ症の重症度を有意に低減させた(Cohen d 0.73、95%CI 0.29〜1.18、p<0.001)。組み合わせ形式は通常治療(Cohen d 1.14)にも集団中心形式(Cohen d 0.84、p=0.03)にも優っていた一方、集団中心形式は通常治療と有意差が認められなかった(Cohen d 0.30、95%CI −0.29〜0.89、p=0.32)。治療の継続率も組み合わせ形式が最も高かった。
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