Borderline personality disorder: a comprehensive review of diagnosis and clinical presentation, etiology, treatment, and current controversies.

この研究について対象はPTSDではなく境界性パーソナリティ症です。スキーマ療法は並べて挙げられた4つの治療の一つで、抄録には単独の数値が示されていません。ほぼ半数の方は心理療法に十分に反応しないとも書かれています。
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著者
Leichsenring F.・Fonagy P.・Heim N.・Kernberg O.F.・Leweke F.・Luyten P.・Salzer S.・Spitzer C.・Steinert C.
掲載誌
World psychiatry : official journal of the World Psychiatric Association (WPA)
巻号ページ
23巻1号4-25頁
発行年月日
2024年2月
PMID
38214629
技法
スキーマ療法
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

境界性パーソナリティ症の患者。

E|介入

スキーマ療法(弁証法的行動療法・メンタライゼーションにもとづく治療・転移焦点化療法とともに、無作為化比較試験で実証的に支持された取り組みの一つ)。

C|比較

対象とした研究:境界性パーソナリティ症の診断・臨床像・病因・治療・論争点の包括的な概観。

O|結果

本総説は、境界性パーソナリティ症の治療として心理療法が第一選択であり、弁証法的行動療法・メンタライゼーションにもとづく治療・転移焦点化療法・スキーマ療法が無作為化比較試験で実証的に支持されていると整理している。どの取り組みも他より優れているとは示されていない。通常治療と比べると心理療法の効力は高く、中核症状の重症度についての効果量は0.50〜0.65である。ただし患者のほぼ半数は心理療法に十分に反応しない。中核症状に有効と一貫して示された向精神薬はない。

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