On the Admission of Patients with Borderline Personality Disorder to Outpatient Psychotherapy.

この研究について治療は行われていない、治療者への調査です。「推奨はするが、実際に提供できる人は少ない」という隔たりを測っています。
効果を検証した研究横断研究・調査
著者
Sabaß L.・Hahn S.・Padberg F.・Hörz-Sagstetter S.・Rentrop M.・Jobst A.
掲載誌
Psychotherapie, Psychosomatik, medizinische Psychologie
巻号ページ
74巻2号70-77頁
発行年月日
2024年2月5日
PMID
38316435
技法
スキーマ療法
研究デザイン
横断研究・調査

この研究のまとめ

P|対象

成人を診る外来心理治療者231名。ドイツ。

E|介入

(介入なし。境界性パーソナリティ症(BPD)の患者を受け入れるかの決定要因を調べる)

C|比較

比較対照:なし。保険医協会のサイトに掲載された電子メールで連絡し、オンライン質問紙に回答した231名の結果を記述的・推論的に解析。

O|結果

約90%が一般にBPDの患者を治療に受け入れると回答したが、そのうち85%には治療枠の空きがなかった。治療者が身につけた治療の立場は、治療を提供するかどうかの決定要因ではなかった。大多数(85%)が弁証法的行動療法・メンタライゼーションにもとづく治療・転移焦点化心理療法・スキーマ療法といったBPD特化の治療を推奨したが、そうした疾患特異的な立場の認定を受けているのは7%弱にとどまった。治療者が挙げた重要な個人的ストレス要因は自殺のリスク(70%)と他者への攻撃の可能性(59%)だった。

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