Group Schema Therapy for Refugees with Treatment-Resistant PTSD and Personality Pathology.

この研究について1事例のみの報告です。治療が続かない方にまず集団スキーマ療法を行うという順序の提案で、著者ら自身が臨床的な印象にとどまると述べています。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究全文が読めます
著者
Verhaak L.・Heide J.J.T.
掲載誌
Case reports in psychiatry
巻号ページ
2024巻413-436頁
発行年月日
2024年2月22日
PMID
38434423
技法
スキーマ療法
研究デザイン
症例報告・事例研究

この研究のまとめ

P|対象

東アフリカ出身の女性難民1名。子ども時代に性暴力・身体的暴力と喪失を経験し、反乱軍の人質となり、人身取引の被害を受けた人。PTSD・大うつ病性障害・境界性パーソナリティ症と診断。

E|介入

集団スキーマ療法(GST)。1年間実施した後、トラウマ焦点化療法へ移行。

C|比較

比較対照:なし。1事例の報告。

O|結果

本事例では、現在のストレス要因と早期の破壊的な対処方略により治療への出席が不十分で、トラウマ焦点化療法が妨げられていた。1年間の集団スキーマ療法によって、患者は治療を損なうパターンを克服し、その後のトラウマ焦点化療法から利益を得ることができた。著者らは、この事例が、複雑な難民患者において集団スキーマ療法が治療の継続とトラウマ焦点化治療の有効性を高めうる可能性を示唆するとしつつ、臨床的な印象にとどまると述べている。

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