Psychotherapies for the treatment of personality disorders: the state of the art.
この研究についてスキーマ療法には不利な指摘(通常治療より優れているという根拠は限られる)も含まれています。対象はPTSDではなくパーソナリティ症です。
効果を検証した研究ナラティブレビュー・総説
- 著者
- Emmelkamp P.M.G.・Meyerbröker K.
- 掲載誌
- Current opinion in psychiatry
- 巻号ページ
- 38巻1号66-71頁
- 発行年月日
- 2024年8月26日
- PMID
- 39239878
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
パーソナリティ症の患者。
E|介入
スキーマ療法(弁証法的行動療法・メンタライゼーションにもとづく治療とともに、通常治療と比較される心理療法の一つ)。
C|比較
対象とした研究:パーソナリティ症への心理療法についてのシステマティックレビュー・メタアナリシス・近年の臨床成績研究の更新。
O|結果
本総説は、A群・C群のパーソナリティ症を対象とした成績研究が少なく結論が限られると断ったうえで、最近の研究の多くが境界性パーソナリティ症で行われていると整理している。弁証法的行動療法・メンタライゼーションにもとづく治療・スキーマ療法が通常治療より有効だという根拠は限られており、長く集中的な治療が短く軽い治療より有効だという説得力のある根拠はないとしている。境界性パーソナリティ症の患者の脱落はかなり多く、集団療法は個別療法より脱落が多いとも述べている。
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