Feasibility of Schema Therapy for Recurrent Depression in a Disaster Relief Worker with Prior Post-Traumatic Stress Disorder Treatment Using Prolonged Exposure Therapy.
この研究について1例のみの追跡報告です。この技法は先行治療として言及されており、報告の主題は再発後に導入されたスキーマ療法です。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究全文が読めます
- 著者
- Hori A.・Murakami M.・Oshima F.・Wijngaart Rvd
- 掲載誌
- Behavioral sciences (Basel, Switzerland)
- 巻号ページ
- 14巻12号
- 発行年月日
- 2024年12月2日
- PMID
- 39767297
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
福島県の自治体職員の男性1名。2011年の東日本大震災とその後の災害の後にPTSDと気分障害を発症。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)で先行治療を受けた後、再発時にスキーマ療法を導入。抗うつ薬を併用。
C|比較
比較対照:なし。1例の長期経過の記述。
O|結果
本報告は、以前に持続エクスポージャー療法の有効性を示した症例の追跡経過を扱っている。2021年から2024年初頭にかけて、父親の死去の後に症状が再燃し、災害関連の反応と似た心理的パターンが明らかになった。再発リスク要因と同定された過剰適応的な仕事ぶりと対人関係の脆弱性に対処するためスキーマ療法が導入され、抗うつ薬との併用で持続的な改善が得られた。著者らは、トラウマ焦点化治療の後に症状が再燃した際、根底にある脆弱性に対処する上でスキーマ療法が有効であることを長期的な視点から示す知見だと述べている。
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