Trauma-focused and personality disorder treatment for posttraumatic stress disorder and comorbid cluster C personality disorder.

この研究についてスキーマ療法にとって不利な結果です。52〜58回の集団スキーマ療法を加えても、トラウマ焦点化治療だけの場合を上回りませんでした。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
著者
van den End A.・Beekman A.T.F.・Dekker J.J.M.・Thomaes K.
掲載誌
Tijdschrift voor psychiatrie
巻号ページ
67巻3号184-0頁
発行年月日
2025年
PMID
40167230
技法
スキーマ療法
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

PTSDとクラスターCパーソナリティ症を併存する成人外来患者130名。

E|介入

イメージ書き換え(ImRs。12〜18回)に集団スキーマ療法(GST。52〜58回)を加える条件。

C|比較

比較対照:イメージ書き換え単独。無作為割付。主要評価項目は治療開始1年後のPTSD重症度(CAPS-5)。副次評価項目はクラスターCパーソナリティ症・精神症状・生活の質・機能・治療反応・寛解・脱落。

O|結果

12か月時点で、PTSD重症度(d=2.4)・パーソナリティ症の症状・その他すべての副次評価項目に大きな低下が認められた。条件間に有意差は認められなかった。両方の治療群で大きな効果が観察された。著者らは、PTSDとクラスターCパーソナリティ症を併せもつ患者ではトラウマ焦点化治療が第一の治療として好ましく、パーソナリティ症の症状が残った場合にはより集中的な心理療法を検討しうると結論づけている。

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