Integrating Positive Schemas in Schema Therapy for Cluster C Personality Disorders in Older Adults: A Multiple Baseline Study.

この研究についてPTSDではなくパーソナリティ症の高齢の方が対象です。10名と非常に小規模で、比べる相手の群はありません。用いられたのは標準のスキーマ療法ではなく、肯定的なスキーマを組み込んだ版です。
効果を検証した研究介入研究(非対照・パイロット)全文が読めます
著者
van Donzel L.・Ouwens M.A.・van Alphen S.P.J.・Bouwmeester S.・Bachrach N.・Videler A.C.
掲載誌
Clinical psychology & psychotherapy
巻号ページ
32巻4号379-384頁
発行年月日
2025年7月
PMID
40801126
技法
スキーマ療法
研究デザイン
介入研究(非対照・パイロット)

この研究のまとめ

P|対象

C群パーソナリティ症のある60歳超の高齢者10名。

E|介入

肯定的スキーマを統合したスキーマ療法。週1回の個別セッションを1年間、その後6か月の追跡。

C|比較

比較対照:なし。多層ベースライン設計(4〜8週の無介入期間)。主要評価項目は肯定的・否定的な中核信念の確信度。

O|結果

個人ごとの結果は混在していた。肯定的な中核信念は治療中に38%、追跡時に50%の参加者で有意に改善し、否定的な中核信念は治療中に25%、追跡時に67%の参加者で有意に減少した。群の水準では、ベースラインと追跡時の比較で肯定的な中核信念に非常に大きな効果量の有意な上昇が、ベースラインと治療中・追跡時の比較で否定的な信念の有意な減少が観察された。副次評価項目では症状的苦痛とパーソナリティ症の基準の有意な減少と、肯定的スキーマの増加が認められた。スキーマモードと不適応的スキーマには有意な変化は認められなかった。

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