A 12-Year Longitudinal Case Report: Integrating Schema Therapy and Prolonged Exposure in Delayed-Onset PTSD Following the Great East Japan Earthquake.

この研究について1例のみの報告です。PE単独ではなく、支持的療法とスキーマ療法を経た段階的な治療なので、改善がどの段階によるものかは分けられません。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究全文が読めます
著者
Hori A.・Ando E.・Ozaki A.・Murakami M.・Tsubokura M.・Oshima F.
掲載誌
Case reports in psychiatry
巻号ページ
41巻4号373-380頁
発行年月日
2025年8月6日
PMID
40809377
技法
スキーマ療法
研究デザイン
症例報告・事例研究

この研究のまとめ

P|対象

2011年の東日本大震災と原発事故の後に遅発性PTSDとなった女性1名。12年間の経過を追った。

E|介入

段階的な治療。支持的療法、スキーマ療法、PE(持続エクスポージャー療法)の順に実施。

C|比較

比較対照:なし。12年間の経過の質的分析。

O|結果

早期不適応的スキーマ(巻き込まれ・服従など)が症状の維持に寄与し、被災後の対人関係の型に影響していた。不適応な対処モードも症状の遷延と治療の遅れに関わっていた。著者らは、段階的な治療の進行を、スキーマの変化・対処モードの変化・トラウマ処理に着目して質的に分析している。

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