Exploring Moderators and Mediators of the Outcome of Group Cognitive Behavioural Therapy Compared With Group Schema Therapy for Social Anxiety Disorder and Comorbid Avoidant Personality Disorder.

この研究についてPTSDではなく社交不安症と回避性パーソナリティ症が対象です。治療の優劣ではなく、誰にどう効くかを調べた研究です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Baljé A.E.・Greeven A.・Deen M.・van Giezen A.E.・Arntz A.・Spinhoven P.
掲載誌
Clinical psychology & psychotherapy
巻号ページ
32巻5号516-528頁
発行年月日
2025年9月
PMID
41081422
技法
スキーマ療法
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

社交不安症と回避性パーソナリティ症を併せもつ患者154名。

E|介入

集団スキーマ療法(GST)。週1回30セッション。

C|比較

比較対照:集団認知行動療法(GCBT)30セッション。無作為化比較試験の調整因子・媒介因子の解析。情動調節・自尊心・体験の回避・スキーマモードを媒介因子の候補として検討。

O|結果

治療3か月後・12か月後のいずれでも両方式に有意な改善が実現し、条件間の有意差は認められなかった。調整因子も媒介因子も特定されなかった。治療中盤の自尊心、モード得点の平均、回避的保護者モードは、治療条件によらず治療終了時の社交不安を予測し、逆方向の関係は否定された。著者らは、検討した患者特性はいずれの治療を選ぶかの判断材料にならず、媒介分析も2つの方式の間に異なる治療過程を示さなかったと述べている。

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