Integrating autonomic and affective pathways in borderline personality disorder: the triangle therapy hypothesis.
この研究について新しい治療の構想を述べた論考で、データを取った研究ではありません。スキーマ療法は「情動の深い部分を迂回している」既存の治療の一つとして触れられています。
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- 著者
- Juraszek D.
- 掲載誌
- Frontiers in psychology
- 巻号ページ
- 17巻 論文番号1686068
- 発行年月日
- 2026年2月2日
- PMID
- 41704405
- 技法
- スキーマ療法
- 研究デザイン
- 論説・コメンタリー
この研究のまとめ
P|対象
境界性パーソナリティ症の患者。
E|介入
トライアングル療法(スキーマ療法などの主流の治療が迂回してきた皮質下の情動系に働きかける神経情動的介入として提案される30セッションの手順)。
C|比較
比較対照:なし。ポリヴェーガル理論・情動神経科学・精神力動的枠組みを統合した概念的な提案。
O|結果
本稿は、弁証法的行動療法・スキーマ療法・メンタライゼーションにもとづく治療といった主流の治療が症状を減らす一方、早期の愛着トラウマによって形づくられた皮質下の情動系をしばしば迂回していると論じている。そのうえで、沈黙・音・孤立という3つの原初的な情動条件への段階的な曝露から成る30セッションの手順を提案している。著者は、これが既存の根拠にもとづく治療の代替ではなく、情動への耐性と治療への関与を高めうる身体的な前段階として位置づけられるとし、臨床実装の前にパイロット研究による実証的検証が不可欠だと述べている。
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