Manualized treatment for substance abusers with personality disorders: dual focus schema therapy.

この研究について標準のスキーマ療法そのものではなく、依存症の再発予防と組み合わせた改変版の紹介です。効果の検証は、当時進行中とされた試験に委ねられています(1998年の論文です)。
ナラティブレビュー・総説
著者
Ball S.A.
掲載誌
Addictive behaviors
巻号ページ
23巻6号883-91頁
発行年月日
1998年11月
PMID
9801723
技法
スキーマ療法
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

パーソナリティ症を併せもつ物質使用の問題のある人(オピオイド依存の人を対象とした進行中の研究の枠組みのなかで記述)。

E|介入

二重焦点スキーマ療法(Dual Focus Schema Therapy)。再発予防に、早期不適応的スキーマと対処スタイルへの介入を統合した24週のマニュアル化された個人認知行動療法。

C|比較

比較対照:なし。Youngのスキーマ焦点化理論と手法を概観し、マニュアルの内容を要約。12ステップの薬物カウンセリングとの比較試験が進行中であることを述べる。

O|結果

本総説が概観したYoungのスキーマ焦点化理論にもとづき、著者らは、未治療のパーソナリティ症が物質使用の治療への参加と転帰を悪くしうること、パーソナリティ症の症状に治療上の注意を向けることで物質使用や再発につながる症状の重さを減らせる可能性があることを論じ、24週のマニュアルの構成を示している。効果の検証は、当時進行中とされた比較試験に委ねられている(1998年の論文)。

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