What psychological testing and neuroimaging tell us about the treatment of Posttraumatic Stress Disorder by Eye Movement Desensitization and Reprocessing.
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究
- 著者
- Levin P.・Lazrove S.・van der Kolk B.
- 掲載誌
- Journal of anxiety disorders
- 巻号ページ
- 13巻1-2号159-72頁
- 発行年月日
- 1999年1月
- PMID
- 10225506
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
PTSDをもつ成人1名(6名の連続症例のうち1例を症例報告として提示)。
E|介入
EMDR 3セッション。
C|比較
比較対照:なし。同一被験者の治療前後の比較。標準的な心理検査、ロールシャッハ・テスト、SPECT(単一光子放射断層撮影)による脳画像を実施。
O|結果
本例ではEMDR後に苦痛の水準が改善し、これは心理検査上のPTSD症状と抑うつ症状の低下と対応していた。ロールシャッハのデータもこの変化を裏づけ、過覚醒指標が陽性から陰性に転じ(脅威の走査に費やす時間が減ったことを示す)、利用可能な自我資源も増加していた。外傷記憶を想起した際のSPECTでは、治療前と比べて前帯状回と左前頭葉の2領域が過活動を示し、この変化は継続中の研究の6名中4名の合算データとも一致していた。
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