Traumatic memories, eye movements, phobia, and panic: a critical note on the proliferation of EMDR.
この研究について1999年の批判的な論考で、その後の研究は含まれていません。EMDRの前提に疑問を投げかけた立場の文献です。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説
- 著者
- Muris P.・Merckelbach H.
- 掲載誌
- Journal of anxiety disorders
- 巻号ページ
- 13巻1-2号209-23頁
- 発行年月日
- 1999年1月
- PMID
- 10225509
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- ナラティブレビュー・総説
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人。EMDRの文献で繰り返される3つの前提。
E|介入
EMDR。
C|比較
対象とした研究:EMDRの文献で繰り返される3つの前提に関する研究。抄録には選択基準の詳細が示されていない。
O|結果
本総説は3つの前提を批判的に検討している。外傷記憶が固定して安定しておりフラッシュバックが出来事の正確な再現だという考え、眼球運動など側性化した律動的行動が情動記憶を抑制するという考え、EMDRがPTSD以外の病態にも適用できるという前提である。著者らは、いずれの前提にもほとんど裏づけがないとし、健全な実証的基盤を欠いたまま理論が拡張されていることがこの技法の急速な普及に疑念を投げかけると述べている。
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