Treating acute stress disorder: an evaluation of cognitive behavior therapy and supportive counseling techniques.

この研究について確立したPTSDの治療ではなく、急性ストレス障害の段階で発症を防ぐことを目指した研究です。45名と小規模です。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Bryant R.A.・Sackville T.・Dang S.T.・Moulds M.・Guthrie R.
掲載誌
The American journal of psychiatry
巻号ページ
1780-6頁
発行年月日
1999年11月
PMID
10553743
技法
PE
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

急性ストレス障害のある民間の外傷の生存者45名(6か月後の追跡は41名)。

E|介入

持続エクスポージャー療法(n=14)、および持続エクスポージャー療法と不安管理の併用(n=15)。外傷から2週以内に5セッション。

C|比較

比較対照:支持的カウンセリング(n=16)との無作為割付。治療後と外傷6か月後にPTSDの基準を満たすかを比較。

O|結果

治療後にPTSDの基準を満たしたのは、持続エクスポージャー療法で14%(14名中2名)、併用で20%(15名中3名)だったのに対し、支持的カウンセリングでは56%(16名中9名)だった。外傷6か月後でも、持続エクスポージャー療法15%(13名中2名)、併用23%(13名中3名)に対し、支持的カウンセリングは67%(15名中10名)だった。支持的カウンセリングの条件の慢性PTSDは、他の2条件より回避行動が強いことが特徴だった。著者らは、認知行動療法を早期に提供することでPTSDを効果的に予防でき、持続エクスポージャー療法が急性ストレス障害の治療で最も重要な構成要素でありうると述べている。

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