Eye movement desensitization and reprocessing in the treatment of post-traumatic stress disorder: a review of an emerging therapy.
この研究について2000年のレビューで、その後の研究は含まれていません。著者自身が根拠の質は限られていると述べています。
効果を検証した研究対象:PTSDシステマティックレビュー
- 著者
- Shepherd J.・Stein K.・Milne R.
- 掲載誌
- Psychological medicine
- 巻号ページ
- 30巻4号863-71頁
- 発行年月日
- 2000年7月
- PMID
- 11037095
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- システマティックレビュー
この研究のまとめ
P|対象
PTSDのある人。無作為化比較試験16件(1件あたり平均35名)。
E|介入
EMDR。他の心理療法・EMDRの変法・治療の遅延群との比較。
C|比較
対象とした研究:電子データベースと文献表の検索、専門家への照会で得た無作為化比較試験16件。確立された基準で批判的に評価。
O|結果
本システマティックレビューが組み入れた16件は総じて小規模(平均35名)で方法論的な質にばらつきがあり、転帰評価者の盲検化を報告したのは5件のみ、追跡の脱落が多い研究もあった。多くの場合、EMDRは治療後3か月までの症状低減に有効であった。1件では9か月、別の1件(非対照の追跡)では15か月まで効果が保たれていた。2件はEMDRが曝露療法と同等、3件はリラクセーション訓練より優れ、3件は治療遅延群より優れていると主張している。構成要素の検討では、2件が眼球運動ありのほうが有効、3件が両者は同等としている。著者らは、EMDRを支持する根拠の質は限られているが結果は有望だと述べている。
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