Science and pseudoscience in the development of eye movement desensitization and reprocessing: implications for clinical psychology.

この研究について2000年時点でEMDRを強く批判した論考です。効果を測った研究ではなく、当時の根拠の水準と普及のされ方への批判です。その後EMDRは各国のガイドラインで推奨されるに至っており、現在の評価とは異なります。
論説・コメンタリー
著者
Herbert J.D.・Lilienfeld S.O.・Lohr J.M.・Montgomery R.W.・O'Donohue W.T.・Rosen G.M.・Tolin D.F.
掲載誌
Clinical psychology review
巻号ページ
20巻8号945-71頁
発行年月日
2000年11月
PMID
11098395
技法
EMDR
研究デザイン
論説・コメンタリー

この研究のまとめ

P|対象

(対象者なし:不安症の治療としてのEMDRの普及と受容についての批判的な検討)

E|介入

EMDR。

C|比較

比較対照:なし。EMDRの有効性の根拠を要約し、普及と宣伝のあり方、疑似科学の特徴との関連、専門家に受け入れられた要因を分析。

O|結果

著者らは、EMDRが得た人気が対照研究による有効性の根拠を大きく上回っていると論じ、商業的な宣伝のあり方と実務家のあいだでの急速な受容に疑問を呈している。疑似科学の特徴を整理してEMDRとの関連を説明し、専門心理学者がEMDRを実践に取り入れる際の実務的な留意点を論じている。著者らは、EMDRが科学的な治療技法と疑似科学的な治療技法の違いを示す好例になると主張している。

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