Recommendations and illustrations for combining hypnosis and EMDR in the treatment of psychological trauma.
この研究について15例の経験から暫定的な仮説を示したものです。効果を測った研究ではありません。
効果を検証した研究症例報告・事例研究
- 著者
- Beere D.B.・Simon M.J.・Welch K.
- 掲載誌
- The American journal of clinical hypnosis
- 巻号ページ
- 43巻3-4号217-31頁
- 発行年月日
- 2001年1月
- PMID
- 11269626
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
心理的トラウマのあるクライエント15例。うち2例を本文で提示。
E|介入
EMDRと催眠の併用。EMDRの導入時またはセッション前に催眠を行う。
C|比較
比較対照:なし。催眠とEMDRの訓練を受けた経験ある治療者3名が15例から仮説を抽出。
O|結果
本報告は、治療者がEMDRに催眠を併用するのは、クライエントがEMDRで処理される体験の扱いに困難を抱えている、あるいは抱えると予想される場合だと述べている。催眠は2つの働きを担っていたとする——EMDRをうまく使えるよう準備する内的作業の賦活と、外傷体験の処理の促進である。情動や苦痛の扱いの困難は2種類あるとし、長年の非合理で強固な信念が妨げになる場合と、強い情動・苦痛への耐性が育っていない場合を挙げている。導入時に催眠で準備せずセッション終結時にのみ催眠を用いる場合は、進度と焦点、クライエントの資源を再考すべきだと述べている。
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