統合的心理療法——心理社会的発達の文脈における自我状態療法・臨床催眠・EMDRの組み合わせ
Integrative psychotherapy: combining ego-state therapy, clinical hypnosis, and eye movement desensitization and reprocessing (EMDR) in a psychosocial developmental context.
論説・コメンタリー
- 著者
- Wade T.C.・Wade D.K.
- 掲載誌
- The American journal of clinical hypnosis
- 巻号ページ
- 43巻3-4号233-45頁
- 発行年月日
- 2001年1月
- PMID
- 11269627
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 論説・コメンタリー
この研究のまとめ
P|対象
(対象者なし:統合的心理療法の概念的枠組み)
E|介入
自我状態療法(EST)、臨床催眠、EMDRを心理社会的発達の文脈で組み合わせる統合的心理療法。
C|比較
比較対照:なし。5つの原理からなる概念的枠組みと治療手順の提示。
O|結果
著者は、5つの原理を提示している——パーソナリティの組織化は連合的であると同時に解離的で自我状態からなり心理社会的発達の段階を進むこと、不適切に活性化された自我状態が機能不全を引き起こすこと、機能不全の克服には個々の自我状態とパーソナリティ全体の双方への治療が必要であること、臨床催眠が自我状態への接近を高める技法を与えること、EMDRが自我状態療法と眼球運動を組み合わせるものであることである。治療の成果として、発達上の危機・悲嘆・トラウマを乗り越え、内的資源を自覚し、適切な自我状態を意識的に活性化できる統合された「自己の家族」が挙げられている。
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