Comparison of two treatments for traumatic stress: a community-based study of EMDR and prolonged exposure.
この研究について22名の小規模な予備的研究です。どちらの治療も効果を示しており、違いは改善までの速さと脱落の少なさについての報告です。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)
- 著者
- Ironson G.・Freund B.・Strauss J.L.・Williams J.
- 掲載誌
- Journal of clinical psychology
- 巻号ページ
- 113-28頁
- 発行年月日
- 2002年1月
- PMID
- 11748600
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 無作為化比較試験(RCT)
この研究のまとめ
P|対象
大学附属の地域向け診療所に通うPTSDの患者22名(多くは強姦・犯罪の被害者)。3回の準備セッションの後、少なくとも1回の治療セッションを終えた人。
E|介入
EMDR。
C|比較
比較対照:持続エクスポージャー療法(PE)との無作為割付。PTSD症状と抑うつを治療後と3か月後に測定し、症状の低下・脱落率・主観的障害単位(SUDS)を比較。
O|結果
EMDRとPEのどちらも、PTSD症状と抑うつを有意に低下させ、その改善は3か月後まで維持された。改善に至る速さはEMDRのほうが速く、3回の実施セッションの時点でPTSD症状が70%低下した人はEMDRで10名中7名、PEで12名中2名だった。脱落はEMDR群0/10、PE群3/10でEMDRのほうが有意に少なかった。ただしPEを続けた患者は全員PTSD得点が低下している。初回セッション中のSUDSはEMDRでのみ有意に低下した。
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