Psychotraumatology: Recent therapy approaches.

この研究についてEMDRだけを扱ったものではなく、当時のガイドラインをもとに治療法全体を見渡した総説です。2002年時点の評価です。
効果を検証した研究対象:PTSDナラティブレビュー・総説
著者
Seidler G.H.
掲載誌
Zeitschrift fur Psychosomatische Medizin und Psychotherapie
巻号ページ
48巻1号6-27頁
発行年月日
2002年
PMID
11833008
技法
EMDR
研究デザイン
ナラティブレビュー・総説

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある人。

E|介入

EMDR(認知行動的アプローチ・修正された精神力動的方法・トラウマに適合させた入院心理療法とともに、推奨できるとされた治療の一つ)。

C|比較

比較対照:なし。ドイツとアメリカのPTSD治療ガイドラインを手がかりに主要な治療法を概観し、関連する質の基準に照らして評価。

O|結果

本総説によれば、今日の心的外傷学の治療は、侵入・感情の平板化と回避行動・過覚醒という特異的なトラウマ症状への効果的な接近という問題を中心に組み立てられている。EMDR・認知/行動的アプローチ・修正された精神力動的方法・トラウマに適合させた入院心理療法は、安定化の要素とあわせて用いられる限りは推奨できるとしている。通常はさらに、トラウマを本人の人生史に統合するための伝統的な方法を用いた治療的介入も必要になると述べている。

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