Specific and nonspecific treatment factors in the experimental analysis of behavioral treatment efficacy.

この研究について2003年の方法論についての論考で、EMDRに固有の効果があるのかを問う立場から書かれています。抄録にはどちらの治療がどうだったかの具体的な数字が示されていません。
効果を検証した研究論説・コメンタリー
著者
Lohr J.M.・DeMaio C.・McGlynn F.D.
掲載誌
Behavior modification
巻号ページ
27巻3号322-68頁
発行年月日
2003年7月
PMID
12841588
技法
EMDR
研究デザイン
論説・コメンタリー

この研究のまとめ

P|対象

不安症のある人。

E|介入

EMDR(全般不安症への認知行動的治療とともに、広く普及した規定的で構造化された治療の例として分析)。

C|比較

比較対照:全般不安症への認知行動的治療。非特異的な治療要因と非特異的な効果の分析、および特異的な治療の上乗せの妥当性を検証する実験手順の提案。

O|結果

本稿は、行動療法が治療の効力について長い実験研究の歴史をもち、現代のメンタルヘルスの実践で確かな存在感をもつと整理している。ただし行動的治療の効力を示すには、規定的で構造化された手順の効力が、その提供に伴う非特異的な要因を超えて認められるという実験的な証拠が要る。著者らは非特異的な治療要因と非特異的な効果の性質を分析し、特異的な治療の上乗せの妥当性を検証する実験手順を提案したうえで、広く普及した2つの規定的で構造化された治療、すなわち不安症へのEMDRと全般不安症への認知行動的治療について、その臨床的な効力の特異性を分析している。著者らは、2つの治療が異なる水準の効力と異なる程度の特異性を示すと結論している。

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