Horizontal rhythmical eye movements consistently diminish the arousal provoked by auditory stimuli.

この研究について患者への治療ではなく、大学で行われた実験室研究です。EMDRがなぜ効くのかという仮説(安心反射モデル)を検証したもので、症状の改善を測ったものではありません。
効果を検証した研究無作為化比較試験(RCT)
著者
Barrowcliff A.L.・Gray N.S.・MacCulloch S.・Freeman T.C.A.・MacCulloch M.J.
掲載誌
The British journal of clinical psychology
巻号ページ
42巻Pt 3号289-302頁
発行年月日
2003年9月
PMID
14565894
技法
EMDR
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

大学の心理学部から募集した参加者。

E|介入

水平方向のリズミカルな眼球運動。聴覚刺激への反応として生じる覚醒への影響を検証。

C|比較

比較対照:実験1は眼球を動かさない条件、実験2は注意需要の高低条件。同一参加者内の反復測定デザイン。

O|結果

眼球運動を伴う課題では、眼球運動のない課題に比べて皮膚電気反応による覚醒水準が低かった。この効果は課題の注意需要によるものではなかった。著者らは、聴覚刺激の後の眼球運動が生理心理学的な脱覚醒をもたらすことを示し、MacCulloch と Feldman(1996)が提唱した「安心反射モデル」を支持する結果だと述べている。

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