Contextualizing trauma: using evidence-based treatments in a multicultural community after 9/11.
この研究について臨床の経験を記した文章で、抄録には人数も比べる相手の群も示されていません。2003年の論文です。
症例報告・事例研究
- 著者
- Marshall R.D.・Suh E.J.
- 掲載誌
- The Psychiatric quarterly
- 巻号ページ
- 74巻4号401-20頁
- 発行年月日
- 2003年
- PMID
- 14686462
- 技法
- PE
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
9.11同時多発テロの後の多文化の地域社会の被災者。ニューヨーク・マンハッタン。
E|介入
持続エクスポージャー療法(PE)。
C|比較
比較対照:なし。センターの臨床経験の記述。
O|結果
本稿は、9.11の後、米国ではこの形のトラウマがまれであったため経験豊富なトラウマの専門家がほとんどおらず、精神保健の分野が不意を突かれたと述べている。テロの主たる目的は一般の人々に無力感・恐怖・不確実性を生むことにあるため、治療と公衆衛生の双方の観点から精神的健康に焦点を当てることが危機の解決に決定的に重要だとしている。著者らは、自分たちの経験から持続エクスポージャー療法のような根拠にもとづく治療が9.11に関連するPTSDの治療に成功を収めてきたとしつつ、多民族の地域社会における文化が臨床像と治療への期待に及ぼす影響、続く脅威への適応、被災した地域社会の一員でもある治療者として働く難しさ、失業・転職・悲嘆・終末論的な恐れといった9.11の二次的な帰結など、特有の臨床上の問題が生じたと述べている。
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