Treatment of traumatized refugee children with Eye Movement Desensitization and Reprocessing in a psychodynamic context.

この研究について対照群のない13名の研究です。EMDR単独ではなく精神力動的な治療のなかに組み込んだ形なので、改善がどちらによるものかは分けられません。
効果を検証した研究対象:PTSD原著・その他
著者
Oras R.・Ezpeleta SCd・Ahmad A.
掲載誌
Nordic journal of psychiatry
巻号ページ
58巻3号199-203頁
発行年月日
2004年
PMID
15204206
技法
EMDR
研究デザイン
原著・その他

この研究のまとめ

P|対象

PTSDのある難民の子ども13名。児童精神科の外来難民チームで治療を受けた。

E|介入

EMDR。伝統的な精神力動的アプローチのなかに組み込んで実施。

C|比較

比較対照:なし。治療前後を子ども用外傷後ストレス症状尺度(PTSS-C)と機能の全体的評定(GAF)で比較。

O|結果

治療後、機能水準とPTSS-Cのすべての下位尺度で有意な改善が認められた。改善が最も大きかったのは再体験症状で、最も小さかったのは回避症状だった。機能水準の改善は、PTSDに関連しない症状と抑うつの軽減と有意に相関していたが、PTSDに関連する症状の軽減とは相関していなかった。著者らは、精神力動的な文脈で用いたEMDRがトラウマを受けた難民の子どもに有効でありうるとしている。

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