Resolution of trauma-related guilt following treatment of PTSD in female rape victims: a result of cognitive processing therapy targeting comorbid depression?

この研究について認知処理療法(CPT)を開発したPatricia A. Resick氏が共著の研究です。新たに行った試験ではなく、2002年の試験データを罪責感の観点から解析し直したものです。参加者は女性のみで、著者らも男性には一般化できないと述べています。開発者が設計・監督に関与しています。
効果を検証した研究対象:PTSD無作為化比較試験(RCT)全文が読めます
著者
Nishith P.・Nixon R.D.V.・Resick P.A.
掲載誌
Journal of affective disorders
巻号ページ
86巻2-3号259-65頁
発行年月日
2005年6月
PMID
15935245
技法
CPT
研究デザイン
無作為化比較試験(RCT)

この研究のまとめ

P|対象

レイプ被害による慢性PTSDのある女性。Resickら(2002年)の試験の参加者。PTSD単独の人と、大うつ病性障害(MDD)を併存する人。

E|介入

CPT(認知処理療法)。

C|比較

比較対照:持続エクスポージャー療法(PE)群。トラウマに関連する罪責感の改善が、PTSDとMDDを併存する人の改善によるものかを再解析。

O|結果

本研究の結果、罪責感について、CPTは「純粋な」PTSDとMDDを併存するPTSDのいずれに対しても同程度に有効だった。臨床的有意性の検定により、トラウマに関連する特定の罪責感認知の低減については、CPTがPEより有効であることが裏づけられた。著者らは、特定の罪責感認知の治療についてCPTがPEに優越するという観察された結果が、参加者の併存症によるものではなかったと述べている。一方、知見は男性には一般化できないこと、罪責感の測定尺度が1つしか用いられていないことを限界に挙げている。

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