Eye movement desensitization and reprocessing in the treatment of posttraumatic stress disorder in a patient with comorbid epilepsy.
この研究について1名の事例の報告です。EMDRの後に発作が生じた可能性を扱っており、有害な出来事を報告した数少ない例です。
効果を検証した研究対象:PTSD症例報告・事例研究
- 著者
- Schneider G.・Nabavi D.・Heuft G.
- 掲載誌
- Epilepsy & behavior : E&B
- 巻号ページ
- 7巻4号715-8頁
- 発行年月日
- 2005年10月24日
- PMID
- 16246634
- 技法
- EMDR
- 研究デザイン
- 症例報告・事例研究
この研究のまとめ
P|対象
性的ハラスメントによるPTSDと中等度の抑うつエピソードのある34歳の女性1名。子どもの頃に特発性全般てんかん(欠神発作)と診断され、1999年以降は発作がなかった。
E|介入
EMDR。入院での多面的な心理療法の一環として実施。
C|比較
比較対照:なし。1例の経過の記述。
O|結果
第2セッションの後に欠神発作の形の臨床的発作が生じ、脳波で確認された。ベンゾジアゼピンの投与とラモトリギンの血中濃度の引き上げにより発作は消失した。その後さらに4セッションのEMDRを発作なく実施できた。著者らは、EMDRがてんかんの再活性化に関与した可能性を含めて誘因を論じ、てんかん患者へのEMDRの適用についてさらなる研究と報告が必要だと述べている。
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